セリスセリス様のコメント

 この作品は、当ページ7777&8000ヒットの記念に、takuwo様に差し上げたものです。
 今回はこの「もみあげ解放軍!」では珍しい、トラキア方面のお話になりました。 ハンニバル将軍についての話、というリクエストによるものです。

 ハンニバル将軍…、考えてみれば、謎の多い人ですよね。 指揮官レベル★5を誇る、トラキアの盾。風格のある武人です。 成長した息子さんが側にいても不思議ではない年齢ですが、その様子は見えず、 奥方もいないものと思われます。代わりに、コープルを養子として育てました。
 また、レンスターなどとの関係にばかりこだわっていたトラキアの人々の中で唯一、 ロプト帝国を含む世界全体の行く末を憂えていた人物としても、特筆すべきでしょう。 彼がコープルを息子とし、リーフを迎え入れたことには、どのような 意味があったのでしょうか。
 今回は、そんな彼の謎を解くことを目指しました。

 ファニーは、作者のオリジナルキャラですね。私は、「トラキア776」の 物語に詳しくないので、ちょっとおかしい点があるかもしれませんが、ご容赦下さい。
 カナッツは、「聖戦」のカパトギア城を守っていた人物。 若い頃からずっと、ハンニバルの相棒を務めていたという設定にしました。 今回は、渋い役どころですね。

 ついでに、スキル「大盾」に独自の解釈を加え、「格好良いハンニバル」を 目指してみたり。…いや、槍や魔法はどうやって防ぐんだ、と言われると 困るんですけど(笑)。
 「アケビの花」は、ちょっとしたアクセント。作者は花にあまり興味がなく、 「雄花と雌花を持ち、それらが同じ根から生える」植物で、見栄えのある花、実をもつという 条件をクリアする植物を探すのに苦労しました。…実物は見ていないのですが、 ネットの図鑑で写真を見て、きれいな花だなー、と思ったので採用しました。 この花に、「もともと一つの国だったのに、分裂してしまった。でも、 力を合わせ、再び一つになることを目指す」という、トラキア半島 (および二人の関係)に懸ける、彼らの思いがこもっている…、というのは 言うまでもないでしょう。

 今回、私の作品としては初めて、私(セリス)が登場しません (「セリス様の小話」などは除いて)。ユリアも、初めての不参加ですね。 たまには、こういう新しい路線も良いのではないかと思います。
 ですが、セリユリからは外れても、結局、私の話の基本であるところの…、 「恋愛物語」は、踏襲してしまいました。ハンニバル将軍の話なのに…(爆)。

 では、読んで頂いてありがとうございました。


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