セリーとユリーのアトリエ・あとがき

 セリス 今回は、タイトルを真っ先に思いつきました。
 元ネタは、「ザールブルグの錬金術師」シリーズ。 「マリーのアトリエ」以来、「エリー」、「リリー」とシリーズを重ねてきた 錬金術、アイテム作りのゲームです。ぼくは「エリーのアトリエ」を プレイしたことがあります。 創意工夫を重ねて品物を開発して行く楽しみがあふれるおすすめの作品ですね。
 で、これをもとに思いついたのが、今回のタイトル、 「セリーとユリーのアトリエ」。ぱっと思いついて、やろう、と思いました(笑)。

 ただ、タイトルだけ思いついて、あとの中身が今一つ練られていなかった 感じがして。ちょっと何ヶ月か伸び伸びになっていました。
 出来映えは、いまいちかもしれません…。

 テーマは、「惚れ薬」にしました。 あの世界でセリーとユリーがいれば、惚れ薬を使いたいと思うのではないかと。 でも、そうやって結ばれて幸せなのかというと、複雑なところです。 そのあたり、セリーとユリーがどう考えるか。それを、話の中心にしました。 ラナが登場したり、ユリーが気絶したりといった展開は、 そのへんの主題を表すための小道具…のつもりです。 ちょっと、使い方がうまくないですが…。

 セリーとユリーの最後のところ、わざとわかりにくい表現にしていますが、 理解していただけたでしょうか?
 一粒しか作らなかったトロイヤの丸薬が床にあるということは。 結局、セリーはユリーに丸薬を使わなかったのです。 自分の気持ちを受け入れられなくても、ユリアの本当の心を大事にすることに したのですね。それは、「本当にそれでいいの?」というユリーの言葉に 反応してのことだったのですが。
 一方、ユリーは自分に丸薬を使われたと思っていたようです。 それは、あの状況と、そしてセリーに抱きしめられてあまりに心地良かったから(爆) …ですが。実はそれは丸薬のせいなどではなく。 ただ、「好きな人に抱きしめられた」ための陶酔…だったのです…。
 結局…セリーとユリーが両想いなら、実は惚れ薬は要らないじゃんという お話だったわけですね(笑)。
 人物像としては、セリーとセリス、ユリーとユリアは微妙に違います。 セリーはセリスの他に「エリーのアトリエ」のノルディス、 ユリーは同じくエリーの要素を入れています。 ユリーがセリーに気楽な言葉遣いをするのは、この作品だけですね。 そしてラナには、アイゼルを投影していたり…(笑)。
 エリーのアトリエを知っている方は、比較して見てもらえると嬉しいです。

 この作品を作るに当たり、いろいろアドバイスをいただきました 柚子音様に、お礼を申し上げます。


 さて、勝手ながらこの作品をもって、今後しばらく FEの二次創作活動はお休みとさせていただきます。 (今までも遅れまくってましたけど…)
 最近は、パラレル物など本来のセリユリではないものを多く扱っていましたが。 もう一度、セリスとユリアの根本的なことを見つめなおしたいと思います。 そして、このふたりが本当に幸せをつかむまでの道程を、 時間をかけて、しっかりと描いていきたいという夢の実現のために…、 しばらく、充電期間をくださいませ。

 では、読んでくださってありがとうございました。



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