FEと三国志あなたは、「三国志」をご存知でしょうか?西暦200年ごろの中国の、戦乱の世、 およびそれを題材にした物語(三国志演義)のことです。 知らない方は…、ごめんなさい。大河ドラマとして非常に面白いので、ぜひ一度 味わってみることをお勧めします。 FEと三国志は、「信念を持つ者がぶつかり合う、戦争、人間の巨大な物語」という点で 共通しています。…そして、性格、能力、志向などにおいて、お互いの登場人物には 色々な共通点が見られるのです。 ここでは、「私達ユグドラル人を、三国志の登場人物に例えると?」というテーマで ここに来る皆様にアンケートを取りました。私の意見も交えて、お話しします。 ・アルヴィス=曹操 多くの方から挙がっているご意見です。 アルヴィス皇帝は、ご自分を律し、たゆまぬ努力を積み重ねることにより、 古い政治の枠組みを打ち破り、自らの力で新しい国を作る希望を実現させました。 その過程では、父上やレプトール公爵を不意打ちで破るなど、 大変厳しい手段も採っています。こういった、合理主義、現実主義、上昇志向の天才肌の 君主という点で、曹操に非常に似ていると思いませんか?不要な人情は切り捨てるので、 物語ではとかく悪者になりがちですが、このタイプの人は歴史を動かす強力なリーダーに なりうると思います。 …日本で言えば、織田信長に当たるでしょうか。 ・アルヴィス=袁紹 石の仮面様のご意見です。 名門に生まれながらも庶子であった為の辛酸。 それを乗り越え、渤海一都市から河北最大の雄にまでのし上がった男。 さらに美丈夫であり、個人戦闘力も達人クラス。 晩年、官渡で敗れた後も生き続け、各地で起きた反乱を平定している ことにみられる奮闘は、 (息子に奪われた実権を)なんとか挽回しようとあがき続けた 晩年のアルヴィスに通じるものがあります。 …とのことでした。 私も、田豊や沮授、許攸など有力な人材を擁しながら活用しきれなかった 袁紹は、アイーダやリデールなど不遇な部下を生んだアルヴィスに 通じるものがあると思います。 次に、父上…シグルド公子について。これには、いくつかの意見があります。 ・シグルド=劉備 アルヴィス皇帝が曹操なら、父上は…、劉備でしょう。 「理」の人に対する、「情」の人です。 民衆に情けをかけ、弱者をいたわり、お人よしな一面があり…時に、大局を見失うことも あります。しかし、その優しさは、万人に好かれる人間的魅力として、戦乱の時代においては 強力な武器ともなったのです。朝廷の臣としてアルヴィス卿の同胞であったのが、後に 対立する…という点も曹操、劉備と共通しています。 一方、意外に好戦的なところにも共通点があるようです。 正史の劉備は野心の強い群雄の一人ですが、シグルドもまた エーディン救出後のヴェルダン制圧、 アグストリアやシレジアの内乱に介入して各地の城を制圧するなど 必要以上に戦火を拡大する傾向が見受けられます。 この点については、石の仮面様にご意見をいただきました。 ・シグルド=呂布、ディアドラ=貂蝉 秦玲様のご意見です。陳舜臣「秘本三国志」の呂布は、 美形で戦争に強いのだけど政治的駆け引きに弱くって身を滅ぼしてしまうところが 父上に似ているとのことです。 …しかも彼を滅ぼしたのは曹操(アルヴィス陛下?) ですし、あの小説に関しては貂蝉がディアドラに見えなくもないあたりが拍車をかけて いると…。 貂蝉は吉川英治の三国志や横山光輝の漫画版などでは、董卓を倒したあと、 自殺してしまうので、そのイメージが強いのですが、「三国演義」(元のやつ)とかだと、 生き延びてそのまま呂布の夫人になっていたりします。 で、「秘本三国志」だと、そのあとめぐりめぐって関羽の妻に強制的にさせられてしまい、 関羽の死後、世を儚んで仏門にはいるのですが…ちょっとディアドラっぽいと言われました。 「水滸伝」の宋江や、源義経に似ているというご意見も頂きました。 ・シグルド=馬騰 やまのうち様のご意見です。 第一に、主君への絶対的忠誠という点(シグルドはバーハラ王家に、馬騰は漢室に)。 第二に、人徳があり慕われた点 (シグルドは語るまでも無く、馬騰はその義侠心が高く評価されたようです)。 第三に、ライバルによって欺き殺される点(シグルドはアルヴィスに、馬騰は曹操に)。 以上のように重なって見えるということです。 第一と第二の点は劉備にも共通していますね。第三の点が新しいところです。 また、馬騰は騎馬民族の長ということで、「ロードナイト」シグルド父上に ふさわしいかもしれませんね。 ・キュアン、エルトシャン=関羽、張飛 レオ様のご意見です。 シグルド父上=劉備ならば、キュアン、エルトシャン=関羽、張飛…という発想です。 このお3方は誓いを結んでいて、劉備たちも桃園の誓いを結んでいますし。 ただ、欠点といえば、誰が張飛になるかです。この中に酒癖の悪い大酒飲みは…。 いるでしょうか? …とのことでした。 ・キュアン=関羽 やまのうち様のご意見、この上の意見の追加です。 キュアン王子はイード砂漠を行進中に、背後からの竜騎士団の奇襲を受けて散りましたが、 関羽はこれも似たような状況で、呉からの奇襲の前に命を落としました。 近いのではないかとのことです。 キュアン王子も関羽も、別行動を取っていたために義兄弟に会うことなく 亡くなってしまったのですよね…。 ただ、エルトシャン王と張飛は…ちょっと重ならないような…(笑)。 言わば、FEと三国志の世界観の違いを強調するお二人ですね。 ・トラキア軍=呉 宮治様のご意見です。 グランベル帝国の勢力を魏、シグルド父上や私の軍を蜀とすると、 呉はどこになるでしょうか。 勢力的に大きいのは考えられるのはトラキア軍ぐらいでしょうか? 呉は水軍が主な戦力なので、トラキア軍だとドラゴンナイトになりますね。 そうなると関羽=キュアンの場合、魏と呉の連合軍=アルヴィスとトラバント(同盟関係) に殺されるのでその点は似ているのではないのでしょうか? とのことでした。 アルヴィスとトラバントも、一時的な同盟であって心の底ではお互いを 信頼しあっていなかったなど、似ている側面も多いですね。 ただ、私達は一度もトラキアと同盟できなかったので、そこは違いますが…。 ・オイフェ=諸葛亮 若い頃からその智謀は有名で、 軍師としてシグルド父上(劉備)に仕えるも、志半ばにして君主が死亡。 その遺志を忠実に受け継いで、君主の息子を盛りたてるために身を粉にして努力し、 祖国を取り返すために奮闘する…。似ていると思いませんか? 異なる点は、最後に志を遂げられたかどうか、です。…あと、言わせてもらうなら、 私は(演義の)劉禅ほどボンクラではないと思うのですが…(笑)。 ・アレス=馬超、デルムッド=馬岱 秦玲様のご意見です。 父の敵を追いまわしたり(アレスの場合は未遂)、良いところの出身なのに 傭兵まがいの生活を生活を送ったりする点が共通しています。 馬超は曹操に敗れ去った後、張魯の元で傭兵っぽい事をしていました。 その辺がジャバローの元で傭兵やってたアレスに似ています。 そして、副官的存在にして従兄弟の馬岱=デルムッドって図式も成り立つ… とのことです。 私も、武骨な雰囲気を持ちつつも華麗で強い馬超は、アレスに良く似ていると思います。 ・シャナン=趙雲 菜霧流架様のご意見です。 君主(シグルド父上=劉備)の奥方を守りきれなかった点、世代を超えて活躍する点、さらには 名剣を武器にしている(青紅の剣とバルムンク)点で共通しているとのことです。 無口で、ひたすら忠実に使命を果たすかっこよさにも、一致するところがありますね。 私としては、フィンも趙雲に共通する部分があると思いますが、 いかがでしょうか。硬派で寡黙で真面目な「忠義の騎士」という感じですよね。 ・ゲラルド一味=黄巾賊 蜜柑様のご意見です。 確かに、物語の最初で登場し、勢い良く暴れまわり、やがて主人公たちによって平定される あたり。また、彼らの登場、および滅亡が、より大きな戦乱の引き金になる点は、 かなり共通していますね。 また、(三国志では物により多少描写が違いますが)、あまり上品でない 振るまい、描写も似ているかもしれません。 ・レヴィン=徐庶 知的ではありますがやや斜に構え、俗世間を鼻で笑う若い頃のレヴィンなら、 徐庶などはどうでしょう。 世界を渡り歩きながらも君主(父上=劉備)に仕え、 後に母親の元に戻る点も一致しています。 ・ハンニバル=黄忠 やまのうち様のご意見です。いわゆる「熟練の老将」ですね。 光栄のゲーム「三国志6」での顔グラフィックが似ていること、 主君に忠誠を尽そうとしているあまりに、自分を犠牲にしてしまっているところ、 その境遇が、重なって見えます…とのことでした。 黄忠も関羽との一騎打ちのあと、弓で敵を殺すように要求されて悩むなど、 主君との考えの違いのために戦いにくくなっているという点も 共通していますね。 ・アイーダ=荀ケ 行雲流水様のご意見です。主君のアルヴィスが曹操なら、 副官のアイーダは荀ケでしょう。 彼は最後まで曹操が自ら皇帝になろうとするのを諌め、 最後に毒を飲み自害した。少し違うけれど、 ロプト帝国の復活の邪魔になるために殺されたアイーダなので似て いると思いました。…とのことでした。 主君の右腕として働く知性派のナンバーツーのかっこよさ、 胸にある正義の心と現実との乖離に苦しむ姿など、よく似ていると思います。 いかがでしょうか。ずいぶんこじつけがありますが、こうすると別の面白さが見えてきませんか? あなたのご意見もお待ちしています。上の織田信長のように、三国志以外でも 「○○は××に似ている」と思われたら、私にぜひ教えてくださいね。 |