名作と呼ばれたゲームがあります。
登場人物にまつわるさまざまなエピソード。
少しずつ成長させることのできるゲームシステム。
それらにより、キャラクターへの愛着をどこまでも深めることのできる、
そんな素晴らしいゲーム。
そういったゲームの魅力的なヒロインは、
世の多くの男性諸氏を、いや女性をも魅了し、
大いなる萌えの世界へといざなっています。
ファイアーエムブレム。
ティアリングサーガ。
それだけではありません。
育成ゲームの草分けと呼ばれるあのゲームも、また
魅力的な萌えを提供しています。
一人の女の子を、8年間ずっと、親として見守り育てて。
笑ったり、泣いたりする彼女を諭し導いて。
そして、一人前のレディーに、王子様の妻にふさわしい女性にと
成長していく…そんな様を見守って。
手塩にかけて育てるうちに、彼女に対して
実の娘のような愛情を抱くことでしょう。
キャラクターへの思い入れ指数は極めて大。
とても魅力的なゲームです。
ですが…。
どうせなら、と思いませんか?
自分の好きな、あの娘を育ててみたい!
…と。
自分の手のひらの中で育てるなら。
記憶を失い、何も持たずに立ち尽くす彼女を。
それでも挫けず、まっすぐ生きるけなげな彼女を。
光の皇女から闇の巫女まで、無限の可能性を持つ彼女を。
…そして。ぼくたちが、誰よりも…
萌える!
ユリアを、育てたいっ!
そう、これこそ、ぼくたちが求めていたゲーム!
プリンセスメーカー・ユリアっ!
アルヴィス時代のグランベル帝国を旅するあなたは、バーハラ城下の草原で
霊体となった女性(ディアドラ)に声をかけられます。
「レヴィン様に頼むつもりでしたが…あなたでもかまいません。
お願いします。どうかユリアを、娘を導いてください…。」
気がつくと、目の前に10歳ほどの少女が倒れています。
彼女は、ユリア、という名前以外、すべての記憶を失っていました。
レヴィンのかわりにユリアを保護したあなた。
シレジアの奥地の隠れ家で育て始めます。
●あなたの手の平で、プリンセスへと育てよう!
お姫様育ちの彼女は、最初はひとりでは何もできません。
まずは、あなたが食料や衣服などを確保しなければならないでしょう。
同い年の他の子供たちが、薪に火をつけたり町で買い物したりできるのに、
自分だけできないので、ユリアは落ち込んでしまいます。
励ましてあげましょうね。
その一方で、食料調達や家事一般のスキルを
ユリアに教えることになるでしょう。
努力はする子ですから、数ヶ月で一通りのことは身につきます。
掃除、洗濯、炊事に片付け…何も言われなくても、自分から進んでやります。
さらに、読み書きや歴史などの学問、教養も忘れてはなりません。
ユリアの記憶力・理解力は抜群。良い教材を与えさえすれば、
めきめきと実力を伸ばしていきます。
魔道の訓練も必要でしょう。彼女には光の魔法と杖の素質があります。
まずは教科書をもとに、魔道理論を教えます。
ある程度できるようになったら近所の森に修行に出しましょう。
最初はCだった光魔法レベルも、やがて☆まで成長します。
十数歳にして、すでに並みの魔道士をはるかにしのぐ実力になります。
ライトニングなどの魔道書を手に入れれば、町の闘技場で
武闘大会に出場することもできるでしょう。
生活にはお金が必要。アルバイトもさせましょう。人生勉強でもあります。
素養・育て方次第ですが、向いているのは魔法の道具屋、
もしくは占い屋のお手伝いなどでしょうか。
神秘的な魅力を持つ占い師として、評判になるでしょうね。
お金が貯まったら、おしゃれをさせてあげるのもいいでしょう。
フリルの服とか、リボンとか、ネックレスとかイヤリングとか。
(当然、それに応じてグラフィックも変化)
「いかがですか?」とユリアが聞いてきたら、ぜひ感想を言いましょう。
心にも無く照れ隠しで「馬子にも衣装だな」とか言ってしまうと、
正直に言葉通りに受け取ってしまうおそれがあるのであまり適切ではなさそうです。
素直にほめるほうが良いでしょうね。
時には、気晴らしに出かけましょう。
シレジアの短い夏に、海水浴などどうでしょうか。
当然、画面いっぱいの一枚絵は必須です(笑)。
冬なら、雪遊びを…。ユリアのために大きな雪だるまを作ってあげましょう。
多感な時期の女の子。育て方は難しいです。
ユリアの中には、ロプトの血も眠っています。
育て方が悪いと、危険な道に走ってしまいます。
盗みなど、してはいけないことはしっかり教えましょう。
天然なお姫様は放っておくととんでもないことに手を出しかねません。
「ククク…ロプトウスサマニヒレフスノダ…」
などとカタカナ言葉で目が虚ろになったら危険信号です。
愛情を注いで更生させてやってください。
ユリアは、実は大きな運命を背負っています。
あなたがそれに気づくのは、
ロプト教団の追っ手が迫ってきた時になるでしょう。
闇に覆われようとするこの世界を光に導ける素質を持つ、ただ一人の存在。
運命の光の聖女、ユリア。
命をかけて、あなたの手でユリアを守ってください。
ユリアは、たまに誰かと出会うことがあります。
落ちた城を脱出し、シレジアの奥地で暮らす
フュリー・セティ・フィー。
母と別れて一人で暮らしているアーサー。
時には、ティルナノグから旅に来ている彼に
出会うこともあるかもしれません。
…そう、セリス様です!
どんな会話がかわされるのでしょうか?
最初はショックのあまり無口・無表情を決して崩さなかったユリア。
だんだん心を開き、表情豊かになっていきます。
あなたに見せる表情が微妙に変わっていくその過程が、
何よりの楽しみでしょう。
体力、気力、知恵、魔力、運気。
炊事、洗濯など家事能力。
歴史地理、科学、魔道、その他さまざまな知識。
身のこなしから隠密行動、呪文詠唱と精霊行使に至る戦闘技術。
言葉遣いから姿勢などの礼法、笑顔やおしゃれで映える魅力。
さまざまなパラメータを、バランスよく育て上げましょう。
こうして8年間、見事ユリアを完璧に育て上げれば、
晴れてプリンセスとして王子様のもとに嫁ぐことになります!
王子様とは、誰でしょう?
シャナン?アーサー?セティ?それとも…
それは、あなたと、ユリアが決めることです。
でもやはり、お似合いなのは…
セリス様(爆)だと思うのですが。
さあ、あなただけのユリアを、素晴らしい女性に育ててください!
●ユリアの成長を左右する、イベントの数々!
ユリアの成長過程では、さまざまなできごとがあります。
こんな言葉を、聞くことができるでしょう。
「これが、ペガサス…。きれい…。」
フィーと出会うイベントで、ユリアははじめてペガサスを目にします。
真っ白な体に、美しい羽根。その優雅な姿に、
ユリアも心洗われるよう。じっと見つめることでしょう。
「わたしが生きるためのお金は、わたしの手で稼ぎます。」
成長途上のユリア。
でも責任感の強い彼女は、自分が何も仕事を為さずに生きることを許しません。
アルバイトを当然のこととして、熱心に働くでしょう。
「ロプト教団…怖い…。
でも…悲しそう…。」
ロプトにとって脅威であるナーガの使い手・ユリアを殺すため、
時に迫り来るロプト教団の魔の手。
魔道書を握り締め、あなたの影に隠れつつも、
ユリアの視線は彼らから離れません。
彼らの瞳に、ユリアは何を見たのでしょうか。
「だめですね、わたし…
何も思い出せないなんて…。」
ユリアは、自分が記憶を取り戻せないことを気に病んでいます。
思い出すことが大切だと、誰よりも分かっているのに。
だからユリアは、いつでも無口、無表情です。
…少しでも、ユリアの力になってあげてください。
「なぜ、罪もないこどもたちが犠牲にならねばいけないのですか?」
歴史と社会を学んでいくうち、ユリアは気づくことでしょう。
この世界には、明らかにおかしい現実があることに。
まだ激しくはないものの、ところどころで「子供狩り」を
目にするたびに、ユリアは心を痛めます。
それは、彼女が人生の目標を見出すきっかけでも…あるかもしれません。
この世の現実を、親たちの聖戦の物語を、語ってください。
きっとユリアは、確かな決意を込めた強い瞳で、こう言うでしょう。
「……わかりました。わたしは、セリス様のもとに行き、ともに戦います。」
●プリンセスだけじゃない!ユリアの未来は無限大
このゲームの目的は、プリンセス・ユリア。
でも、それだけではありません。あなたの育て方次第で、
ユリアの将来は大きく左右されます。
原作では見ることのできない、こんなユリアも…。
山奥の狩人
ユリアを山に修行に出すと、さまざまな動物を狩ることができます。
イノシシや熊などを追いかけているうちに、狩りの楽しさに
目覚めることもあるでしょう。
さあ、今夜はごちそうです!!(笑)
虚弱体質娘
もともと線が細く、か弱い雰囲気のユリア。
体力を育てないと、病気がちで戦えない人になってしまいます。
これでは、セリスたちの軍に預けられません。
戦いを放り出してでもユリアの世話をしたいという人がいれば別ですが…。
それはそれで、ひとつの幸せかもしれませんね。
闘技場マスター
持ち前の魔力とスキルを生かして町の大会で連続優勝!
いつの間にか闘技場のスターになっていたユリア。
ボルガノンを手に追撃、連続を容赦なく叩き込む彼女に敵はありません。
セリスたちにとっても頼もしい戦力の加入となるでしょう。
ただ、世界の情勢とか戦争の意義とかを教えないと、
単なる傭兵や闘士になってしまいます。
セリスのそばにいても、彼に共感するのは難しそうです…。
孤高の旅人
もともと、おとなしい性格で、無口なユリア。
普段からユリアにそっけない応対をしていると、その性格に磨きがかかります。
小声で必要最低限しか話さず、何があろうと決して表情を変えない。
無愛想なユリアの心を読むことは、誰にもできません。
愛も友情も、世界の運命さえ眼中に無く、ただ独り世界をさすらうユリア…。
彼女の心を動かすことが、誰かにできるのでしょうか。
天然わがまま娘
皇女様育ちのユリア。その上記憶が無いこともあり、
庶民的な生活や集団生活のルールが
いまひとつ分からないところもあります。
しっかり躾けず、甘やかして育てると、知らないが故の
わがままな女の子に育ってしまいます。
行列を作って食事の順番を待っているみんなの前に割り込んだり、
人のぶんの食べ物を勝手に取ってしまったり。
夜中や戦争中にセリスのところに押しかけていって迷惑をかけてしまったり。
そんなわがままなユリアもまた、可愛かったりして。
闇の司祭
ユリアに隠されたロプトの血。
悪い育て方をすると、彼女の闇の側面が目覚めるかもしれません。
好戦的で、血を好むユリア。
リザイアで相手の生命力を吸い取って「ククク…」と呟きます。
気に入らない相手には人形と釘を使って呪いをかけ、
徹底的に苦しめるでしょう。
思わせぶりな態度を取ってセリスの心を操縦したりも。
慈愛のシスター
本質は心優しいユリア。
教会で人々を助ける仕事を続けていると、シスターになるでしょう。
さまざまな杖を使いこなし、病を治し、
傷ついた人の心までを癒すことのできる聖なる娘。
戦争で荒んだセリスたちの心にも、慈愛の恵みを分け与えることでしょう。
今日からは、父としてではなく…
見事に育ったユリアは、やがてあなたのもとを巣立っていきます。
喜びとともに、一抹の寂しさも覚えることでしょう。
…せっかく手塩にかけて育てたユリアを手放したくない?
その気持ち、よく分かります。
そういう人は、隠しベストエンディングを目指しましょう。
「ユリア、私と…」(まて)
●あなただけのユリアを、育てましょう!
ユグドラルを導く光の皇女として、誰よりも清く光り輝くユリア。
でも、ユリアの魅力はそれだけではありません。
強いユリア、弱いユリア。
笑うユリア、無表情なユリア。
光のユリア、闇のユリア。
そのすべてが、ユリアの可能性。
それを引き出すのは、あなたなのです!
「あなたの、あなただけの、ユリアを育ててくださいね。」
プリメ・ユリア、ついに登場!
…するといいな…。
…誰か作ってください。書いているうちに
本気で欲しくなりましたよこれ…。