〜雑誌ユグドラル〜

セリス  こんにちは。
 「セリス様日記」から抜粋で、FEに直接関係のある記事を掲載します。 基本的に、セリスというより管理人の立場で書かれています(日記ですから)。 あまりまとまりのない内容ですが、その日ごとに書いたものを並べただけですので ご了承下さいませ。


1.FEの魅力、お気に入りキャラクターについて
2.FE裏のテーマ・近親恋愛
3.アルコーリック・ユリア!
4.ユリア・イン・ザ・フラワーズ!
5.スペリングの話
6.FEサッカーチーム・セイントドラゴン
7.聖戦キャラに属性があったら
8.私見・メジャーカップルとセリユリ論
9.あの、ご趣味は…?
10.FEガールズ身体測定
11.次期グランベル王妃を探せ!
12.メリークリスマス・イン・ユグドラル
13.FE新作論
14.聖戦リメイク支援会話予想
15.ミュージック・オブ・エムブレム
16.プラトニック・ユリア


1.FEの魅力、お気に入りキャラクターについて
 ここは、セリユリメインのサイトで、それ以外のキャラクターはどうしても 扱いが小さくなりがちなのですが…。もちろん、ぼくの好きなキャラは多いです。 アゼルもラナも、そのひとりですね。

 聖戦の系譜の良いところは、一人一人が自分の意思、考えを持って 行動していることです。シグルドにしても、アルヴィスにしても、決して 完全ではありませんが、自分の信じるところをしっかり持って、そこに向かって 道を切り開いて行こうとしています。平民の人も、自分なりの夢を持って、 頑張っていて。それらの思いが複雑に交錯して、大きな物語ができている。 そこが、こたえられない魅力です。
 そんなわけで、自分なりの思いを持って行動する人を、だれでもぼくは気に入って います。基本的に、嫌いな人はいませんね。

 中でもお気に入りの人物は…、

親世代なら、シグルド、レヴィン、フュリー、アゼル、アルヴィスあたり。
子世代なら、セリス、ユリアはもちろんのこと、 ラナ、セティ、オイフェあたりでしょうか。

他にもここに挙げたい名前は多いですけれどね…。

2.FE裏のテーマ・近親恋愛
 このページのテーマは、セリスとユリアのカップル。 …ですがご存知の通り、この二人は同じ母親を持つ…、血の繋がった兄妹です。 現在の日本の法律でも、そういう血縁の二人は結婚できなかったはずです。 道義的に、ちょっといかがなものか、という意見があるのは当然でしょう。
 この点での、ぼくの見解は…、

「幸せを追い求める権利を、尊重してください」

というところですね。 より細かいことは、セリユリの小説の中で語りましょう。

 一言言っておきますと、「近親恋愛を奨励している」つもりではありません。 好きになった人が、兄妹だったらどうするの?…という話で。 他の大多数のカップルは、それほど血が濃くない組み合わせが中心です。 (…とか言って、いとこ同志の恋人とかがぞろぞろいるんですけど…爆)
 FEの場合、血が繋がっていても、幼い頃に離れ離れで暮らしたりして、 感覚的には他人に近い…ですが、血の繋がりが不思議とお互いを呼び合い、 自分を理解するものとして特別な思いを抱く。 そんな組み合わせが多く、そこに魅力を感じる人が多いと思います (ぼくはそうです)。ぼくがセリスとユリアを語るとき、 「兄妹でありながら恋人」と語ることがあります。それは、 こんな思いが背景にありますね。

 ちなみに、ぼく自身は一人っ子です…。

3.アルコーリック・ユリア!
 ひとつ、皆さんにお聞きします。
 アルコールの入ったユリアって、どうなると思いますか?

 ちょっと想像しづらいんですけど、いろいろ考えてみると…楽しそうですよ。 いろんなパターンが考えられます。
 あなたなら、どんな想像をするでしょうか。何か思いついたら、ぜひ 掲示板に書きこんでください。お願いします。

 (注・募集したご意見をきっかけに、「うたかたの宴」という 作品を書いています。)

4.ユリア・イン・ザ・フラワーズ!
 ある日、友人から花見の誘いがありました。…こういうとき、ぼくがどういう 連想をするか。一部の方は、ぼくの思考パターンも読めるでしょう。
 「そうだ。ユリアとお花見に行きたいな〜。 お弁当を『あ〜ん』って食べさせてくれたり、桜の下でユリアの膝枕で 寝っ転がったり。ふわふわと、とても落ち着いた気分になれそう…」
 というわけで、相変わらずぼくの妄想は好調です。(笑)

 でも実際、ユリアと桜って似合うと思いません?雰囲気もですが、 絵の配色的に、淡い暖色系で統一されて…。いいですねえ。
 花の例えといえば、このページで採用しているのは 「ラナ=たんぽぽ」。これは、ぼくとしてはイメージぴったりです。 髪の色や、ふわっとした髪型がたんぽぽを連想させるというのがまず第一。 さらに、基本的にかわいらしく、春の太陽のもとでのびのび育つ素直さ。 そして、表面の可愛らしさとはうらはらに、地面の中では強く、深く根を張っていて、 ちょっとの悪条件ではめげない生命力・精神力の強さもラナのイメージに合います。 ぼくの中では、これは決定ですね。
 でも、「ユリア=桜」…とは、ちょっと言い切れない気がします。 淡くて儚げな桜は、純粋なユリアと似合うかもしれませんが、 彼女の一面しかとらえていない気がします。何と言いますか、 もう少し芯が通って意思の強さを秘めているような…そんな花はないでしょうか?
 というわけで、先日に続いて企画第2弾!(企画というほどのものでは…)
 ユリアを花に例えたら、何でしょうか?
 ぱっと浮かんだものがあったら、これも掲示板などで投稿してください。

 (これについても、「うたかたの宴」でまとめています。)

5.スペリングの話
 ユグドラルの人達の名前は、どこかしら独特の響きを持っています。 「スカサハ」「ブリギッド」などの名前は、 FEと出会う前には聞いたことが無かった人も多かったのではないでしょうか。

 ところで、私達の名前は、アルファベットではどうやって綴るのでしょうか?
 …この問題については、公式な解答もあるようですが、 必ずしも絶対ではないようです。色々な場所で、 色々な方が、様々なスペリングで私達の名前を綴っています。 例えばユリアに限っても、Yuria、Juria、Uriaなどなど、 様々な綴りが存在します。
 私達の名前は、ケルト神話をはじめとする神話から採られている事が多いというのは、 比較的有名な話です。その原典を調べれば、綴りも分かるかもしれませんが…。
 私はとりあえず、セリス=Celis、ユリア=Juliaを採用しています。 セリスについては、響きから何となく、 ユリアは、ユリウスの名前をローマのカエサル・シーザーの名前 「ジュリアス(Julius)」から採っているものと仮定して、その女性形です。 ラテン語系統の言葉は、子音Jをヤ行で発音することが、ままあるようですからね。
 他にも考えているスペルはありますが、どれも「何となくつけた」というだけで、 その根拠はきわめて薄いのです…。
 どなたか、この問題について詳しい方のご教授を賜りたいと思います。

6.FEサッカーチーム・セイントドラゴン
 ぼくは、実はサッカーにそこそこ興味があります。 とは言っても、自分でやるわけではなく、見る回数もそれほど多くなく。 サッカーを評論する雑誌などのかっこいい文体や言い回し、 筋書きのないドラマなどを見るのが好きですかね。

 というわけで(?)、FEでサッカーチームを考えてみました。
 聖戦子世代、U−22(22歳以下)ユグドラル代表チーム。 システムは3−5−2です。日韓ワールドカップ日本代表と同じですね。 各ポジションに、イメージの合いそうな人を当てはめてみましょう。

 フォワード(FW)…アレス(左)、ラクチェ(右)。
 攻撃的MF(OH)…アルテナ。
 サイドMF(WH)…フィー(左)、レスター(右)。
 守備的MF(V)…リーフ、デルムッド。
 ディフェンダー(DF)…ファバル、セリス(Cap)、スカサハ。
 キーパー(GK)…セティ。

 サブ…ヨハルヴァ(FW)、アーサー(OH)、パティ(WH)、 ティニー(V)、ユリア(DF)、ナンナ(DF)、 コープル(DF)、ヨハン(GK)。

 フォワードは、背が高く身体能力の強いアレスがヘディングのターゲットマン、 敏捷性が高く切れ味鋭いラクチェがそのまわりを走る役。 こういうコンビのフォワードを持つチームは多いですよね。
 アルテナは、高さ、速さに秀でた攻撃のキーパーソン。 FW陣がこぼしたボールを拾ってゴールするセカンドストライカーです。
 サイドをえぐり、左右から彼らに質の高いクロスを提供するのが、 素早さと技の正確さを併せ持つフィーの役目です。 レスターも正確な射撃をサイドから上げられますが、 こちらは守備も考え、バランスを取る役割になるでしょう。
 デルムッドは中央で動き回り、豊富な運動量で敵の司令塔を抑える仕事人。 カリスマ効果は前後左右、ピッチ全体に効きます。 リーフはより自由に動き、最終ラインのケアからゴールへの飛び出しまで マスターナイトらしくあらゆる場面に顔を出すことになるでしょう。 劣勢の時はティニーを出し、敵の攻撃を受けての怒りのカウンターアタックに 全てを懸ける戦術もあります。
 センターバック、ストッパーはスカサハとファバル。 敵のエースストライカーも、スカサハの見切りと冷静な判断、 ファバルの力と根性によってがっちり止めてしまいます。 彼ら二人の前線へのロングフィードも見もの。
 そして、この最終ラインを統率するのが、このチームの キャプテン・セリス。指揮官としてピッチ全体を見渡すとともに、 敵エースの必殺技はスカサハとともに全て見切ってしまいます。 スカサハがいない時は、セリスをユリアと組ませますか。 ディフェンダーに必要な体格に少々難がありますが、 見切りと冷静な判断、セリスとのコンビネーションはばっちりです。
 ゴールキーパーはセティ。敵のシュートには風のように素早く反応し、 マンスター城のように、冷静にゴールを死守してくれるはずです。

 監督はレヴィン。コーチはオイフェ、フィン、シャナン。
 マネージャーはラナ、応援団長がリーンという感じですね。

 ただ、これをやっていて気づいたのですが、FE聖戦って 多くのことをこなせるユーティリティプレイヤーが多くて、 ユニットごとの特性、個性がそれほど強くないんですよね。
 もう一つ、ガンパレードマーチでサッカーチームを考えてみた ことがありますが(「漫画・小説・ゲーム語り」の ガンパレードマーチのページの最後のほうをご覧下さい)、 FE聖戦に比べ、一人一人の個性がより極端で、 こういう組み合わせを考えていて楽しい気がしました。
 つまり、FE聖戦はガンパレに比べて、何でもできる優等生が多く、 際立った個性は意外と少ない、ということになります。 …まあ、FEにいきなり、車椅子の男や、金だらい落ちまくり女や、 クネクネ踊る男や、しゃべる猫が出てきても困りますが…(笑)。
 そのぶん、ぼくたちFE作家は、ユグドラルの仲間たちそれぞれの 性格面での個性、違いを意識して、キャラクターを作っていきたいなあと 思った、というのが今回の結論であります。

7.聖戦キャラに属性があったら
 属性の話が出たところで。 FE聖戦キャラに「属性」があったら?と考えてみました。
 まず考えられるのは、ユリア・光、セティ・風など、 家柄や得意な魔法をもとに決める方法。ですがそれだと少し 味気ないので、もう一つの方法をとることにします。
 属性と性格の関連に着目しました。 FE封印・烈火のキャラクターの特長、共通点を見ると… 炎は熱血漢、氷は生真面目、雷は義に厚く強引、風はマイペース、 理は冷静沈着、闇は影がある、光はカリスマ的、というところでしょうか。 これに沿って、考えます。
 人数がちょっと多いので、子世代だけで。 ぼくの感覚では、次のようになります。

 セリス…理(または光)、ユリア…闇(または光)、 オイフェ…理、シャナン…氷、リーフ…炎、アレス…炎、アルテナ…闇、 レスター…雷、ラナ…理、スカサハ…氷、ラクチェ…炎、 デルムッド…理、ナンナ…氷、セティ…光、フィー…風、 リーン…雷、コープル…理、ファバル…雷、パティ…風、 アーサー…風、ティニー…氷、フィン…氷、ハンニバル…雷、 ヨハン…風、ヨハルヴァ…炎、アルヴィス…理、トラバント…雷、 ユリウス…闇。

 リーダーに向く属性は、お人よしながらも誰をも引き付ける 魅力に満ちた「光」(シグルドタイプ)、 冷静・公平に全てを見渡せる「理」(リュナンタイプ)、 積極的に皆を引っ張っていける「炎」(リーフタイプ) あたりかと思います。
 セリスの場合、人々を救いたいと思う高い理想を持ち 自然に人を引き付ける優しさ…「光」と、 戦争として割り切り、救いきれない存在は切り捨ててでも 少しでも前へ進もうとする現実的な厳しさ…「理」とが 共存しているように思うのです。
 ユリアは、孤独でおとなしく物静かな性格と、その背景にある すさまじく複雑な事情を考えると、闇。でも、 誰にも負けないほどの心の強さと、世界を救うほどのことを 「さらりと」やってのけてしまう凄みは、ある種特別な人格… 光を感じさせてくれます。

 このあたり、いろいろご意見をいただけると嬉しいです。

8.私見・メジャーカップルとセリユリ論
 FE聖戦には、いわゆる王道カップル、 あるいはメジャーカップルというものがあります。
 何をもってメジャーとするか、明確な区別はないのですが、 同人誌やネット上で支持者が多い組み合わせというのは明らかに 存在します。 パラメータ上で成立させやすかったり、特別な会話イベントがある カップルが、メジャーになりやすいようです。

 とはいえ、メジャーとマイナーの境界線上ぐらいのカップルも けっこうあったり、時代とともに勢力図も変わっていたりして、 明確に区別できないのもあったりして。
 とりあえず、いくつかの同人誌・ネット上でのアンケートや サークル・Webサイトの勢力図などなどから判断して、 ぼくの認識では次のようになります。
 Aはガチガチの本命、Bは有力候補、Cは時々または稀に聞く程度、 という感じ。+がついているのは一段階上に近いもの。 一般に、B以上がメジャーカップルと言えるでしょう。

  • ディアドラ…シグルドA、アルヴィスA
  • エスリン…キュアンA、フィンC、トラバントC
  • エーディン…ジャムカB、ミデェールB、アゼルC+、デューC、 クロードC、フィンC
  • アイラ…ホリンB、レックスB、デューC、アーダンC、 ノイッシュC、フィンC、シャナンC
  • ラケシス…エルトシャンB、ベオウルフB、フィンB、 ノイッシュC、デューC
  • フュリー…レヴィンA、クロードC、アーダンC、ノイッシュC
  • シルヴィア…クロードB+、レヴィンB、アレクC
  • ティルテュ…アゼルA、レックスC、レヴィンC、クロードC
  • ブリギッド…ジャムカB、ミデェールB、デューC+、アレクC、 レックスC、ホリンC
  • ラナ…セリスB、ファバルB、スカサハB、ヨハンC、オイフェC
  • ラクチェ…シャナンB、ヨハンB、ヨハルヴァB、セリスC+、 レスターC、コープルC、スカサハC
  • ナンナ…リーフB+、アレスB、セリスC、フェルグスC、ホメロスC
  • フィー…アーサーA、オイフェB、セリスC
  • リーン…アレスA、デルムッドC、セリスC、リーフC
  • ティニー…セティB+、リーフC+、セリスC+、 アーサーC、スカサハC、ファバルC、ユリウスC
  • パティ…レスターB、シャナンB、セリスC+、コープルC、 セティC、ヨハンC
  • アルテナ…アリオーンB、フィンB、コープルC、 ハンニバルC、トラバントC
  • イシュタル…ユリウスA、セティC、ファバルC、セリスC
  • ユリア…セリスB、スカサハB、アーサーB、ユリウスC、 アレスC、セティC、シャナンC、リーフC、サイアスC
 何を言いたいかというと。
 セリスとユリアの二人は、カップリング人気がものすごく割れている、 ということなのです。
 ユリアの相手候補は、ここに挙がっているだけで9人。 他にもオイフェ×ユリアとかデルムッド×ユリアをなどの意見も 聞いたことがあります。
 セリスもまた、9人の相手候補として名前があります。 主人公の特権と言えましょうか。
 この二人は、カップルとしてだけでなく、単体のキャラクターとしても とても人気が高いということが、このデータからもうかがえるのです。

 言い忘れましたが、同性カップルは対象外としています(笑)。

9.あの、ご趣味は…?
 ユリアの趣味って、何でしょうね?
 …どちらかというと、無趣味な人というイメージがあるのですが。 好奇心旺盛で何にでも首を突っ込むパティやフィーとは違い、 自分から積極的に何かをすることが少なそうではあります。
 皇女時代は、まだ幼いので、趣味といっても… お花畑で遊ぶとか、ディアドラに本を読んでもらうぐらいでしょうか。
 隠遁時代は、孤独で、かつ何かで孤独を埋め合わせることを あまりしようとしなかったようなイメージが…。 趣味になりうるのは、読書か裁縫などでしょうか。 シレジアで雪遊びもいいのですが、どうもその時代のユリアは 外ではしゃぐイメージがわきません。
 戦争時代は、趣味の時間もあまり取れなかったでしょうね… 野原や町で息抜きをするとか…うーん。
 もう少し一般的に考えると、ユリアの趣味はたぶん 「一人でできること」になるのではないでしょうか。 対戦型のスポーツやゲームなど、人と何かを競うことや、 会話やデートなどで、人を観察すること、人の心理を読むことに ユリアが興味を示すような気がしません。 また、アルヴィスの教育の成果として美的センスはありそうなユリアですが、 自分を飾り立てることにも、あまり興味は持たないのではないかと。 …いくら自分を美しくしても、こころは空しいのでは…とも 思うのですよ。
 すると、思いつくのはやっぱり…読書、魔道研究、散策… ぐらいですかねえ。うーん…新鮮味がないですね。

 では、セリスの趣味は何でしょう?
 ティルナノグの少年時代は、野原で陣取りゲームなど、 頭と体を使うグループの遊びをやって、リーダーの才覚を 育てていったのかなぁ、とか思ったり。
 ユリアと同じく、読書もそれなりに楽しむでしょう。 当時は書物も高級品でしょうけれどね。

 剣術は戦争時代はセリスの本職ですが、戦争後も 趣味としてたしなんでいそうです。 ただ、バルドの聖戦士であるセリスの相手が務まる戦士は そうそういないでしょうから、普通の兵士を相手にして セリスも相手に不足があるかもしれませんが。
 ロードナイトになったら、乗馬も楽しむでしょうかね。 ユリアを一緒に乗せるというのは、あちこちのセリユリ小説で 見かける、定番のおいしいシチュエーションです。
 そして…、人間観察とか性格分析、会話から相手の心を読む ような、人相手のことがらも、何となくセリスの趣味っぽい 感じがします。そんなふうにして人の特徴をつかんで グループをまとめていったんじゃないかなと。 逆にユリアは、そのあたりに興味が薄いような気がします。

 セリスとユリアの、共通の趣味…というのも欲しいですね。
 前回と今回で共通で挙がった趣味は、読書ですか。 二人で名作物語の感想を交わしあうというのもいい感じですが、 もう少し、こう…二人いっしょに実行できる趣味のほうが 望ましいでしょうか。
 では…チェスなんかは、どうでしょう。
 セリスは好きそうですね。性格が指揮官向きでしょうし。 オイフェあたりと、毎日のように指していても おかしくありません。
 ユリアは…本来はあまり好きではないかもしれません、 こういった1対1で戦うゲームは。何というか、 相手を出し抜こうとか、相手より上回ろうという欲求や 執着心の少ない、勝負事に向かないタイプのような。 ただ、ものごとを冷静に考えることはできる人のはずですし、 理詰めの思考もできそうですから、セリスがやりたいと言えば つきあうことはできそうです。

 「セリスとユリアにぴったりの趣味はこれだ!」というアイディアを お持ちの方、ぜひ掲示板にどうぞ。

10.FEガールズ身体測定
 で、えーと…すみません、ちょっとセクハラネタかもですが。 FE聖戦の女性キャラのプロポーションと言いますか…、 身長・体重などについてのお話です。
 昨年のFE・TS最萌トーナメントで支援物資を出した際、 ぼくが出したユリアの身長・体重に対して「自分はこう思う」というような いろいろな反応が出ました。けっこう嬉しかったのですが、 このあたりは人によって思い入れが違い、謎の多いところですね。
 人数が多いので、とりあえず女性キャラクターのみでいきますね。 この国の人々の平均身長・体重はよく分からないのですが、 イメージしやすくするために現代の日本人と同じぐらいとしておきます。 平均155cm強、50kg強というところでしょうか。

ディアドラ160cm52kgC
エスリン152cm47kgB
エーディン155cm43kgC
アイラ160cm55kgB
ラケシス158cm46kgB
シルヴィア150cm40kgA
フュリー156cm53kgC
ティルテュ151cm44kgB
ブリギッド164cm58kgD
マーニャ165cm56kgC
ユリア160cm50kgB
ラナ149cm45kgB
ラクチェ162cm56kgB
ナンナ160cm49kgA
リーン155cm44kgA
フィー158cm50kgB
ティニー150cm39kgA
パティ147cm42kgC
アルテナ167cm59kgC
イシュタル162cm55kgD

 女性の身長・体重はよく分からないのですが…、的外れかもしれませんが、 まあこんなものでどうでしょう。 戦士たちは筋肉もそれなりにあるはずなので体重は全体的に重めでも いいかもしれませんけれどね。
 …あ、身長・体重の後にあるアルファベットについては、 あえて説明を省略しますが、おそらく皆さんのご想像通りの意味です。 …子世代は全体的に、これからに期待という感じでしょうか…。
 親子でけっこう身長差がある二人というのもあって、 結構当てにならない感じです。皆さんのイメージというのも 聞いてみたいですね。それでは…。

11.次期グランベル王妃を探せ!
セリス様のカップリングについて。
 セリスはカップリング候補がたくさんいて、その相手によって カップルの色合いがぜんぜん違う、というような話をしてました。
 それからしばらく考えてみたのですが…、
 「明るい」(成立容易、周囲も祝福、ハッピーエンド系)か 「暗い」(成立困難、禁忌だったり障害いろいろ)か。
 「セリス様に守られる」か、「セリス様と支えあう」か。
 この2つの軸で、ある程度色分けできるんじゃないかなぁと思いました。
 ということで…。



 …こんな感じで、いかがでしょう。けっこうバリエーションに富んでいます。
 結局、たまには日記の中で画像を使ってみたかった、というお話でした。

12.メリークリスマス・イン・ユグドラル
 ユグドラルにクリスマスがあったら、どんな感じなのでしょうか?
 ダーナ砦に十二聖戦士が誕生した日。その奇跡を祝って、 記念日とした…といったいわれがあったりして。 ユグドラルでも、もみの木に飾りつけをして祝っているのでしょうか。 時期的には、やはり冬が似合いそうです。

 「ユリア、寒くないかい?」
 月の夜にぱらぱらと降る雪の中、白い息を吐くユリアを見て、セリスは自分の マフラーを外し、そっとユリアの首筋にかぶせようとする。
 「あ…私は大丈夫です。それより…見てください、きれいですね…」
 ユリアはセリスの動きを止め、そっと空を見上げる。そちらにあるのは、 たくさんの雪をかぶった緑のもみの木。数々の飾り付けが、 そして白い雪が、淡い月の光を反射してきらきらと輝いていた。
 「うん、きれいだね。」
 セリスはユリアに同調するが、そのまなざしは、 紫に輝くユリアの瞳に注がれている。
 「きれいだよ…本当に。でも、このままでは寒いだろうから…」
 そう言うとセリスはユリアの肩を抱き、先ほどマフラーを 巻きそびれてむき出しになっているユリアの白い首筋に、 そっと唇を近づけた。

 …なんてネタを即興で書いてみました。(所要時間15分)
 クリスマス関係ないですね、すみません。

 「百年以上も前の今日、わたしたちの祖先が、光の力を持って この地に降り立ったのですね。そして…今も…。」
 「今も…ぼくたちは、逃げられないんだ。血筋から…。 それでも、ぼくたちをめぐり合わせてくれたのも、光の力だから…、 感謝しないと、ね。」

 といった、シリアスなクリスマスも良い感じだと思います。

13.FE新作論
 掲示板でも話題にのぼりましたが、FEの新作が出るということで。 公式ページの下のほうに案内が出ていますが、 GC版「蒼炎の軌跡」とGBA版「聖魔の光石」です。

 FEがますます広がっていくのは喜ばしいことである一方、 こうした続編(というか新タイトル)に必ずつきまとう問題として、 旧作との違いが心配されることがあります。
 個人的には、今までの「FEらしさ」が、特にメインストーリーにおいて どれだけ残るか、を懸念していたり…。
 FEというゲームの枠組みで優れているとぼくが思うのは、大河歴史ドラマ的要素。 膨大な登場人物が一人一人の思惑を持って同時並行的に動き、それらが複雑に 絡み合って、政治・戦争という縦糸と愛・友情という横糸から織り成される 壮大な歴史タペストリーが形作られる…と言いますか。
 FEの中でも、聖戦の系譜はそのあたりが絶妙だったなあと思います。
 その上で、恋愛システムなどにより、プレイヤーごとに微妙に異なった 人物像が現れたり、途中の17年間の空白や裏に垣間見える設定などを用意して、 人物のベースは保ちつつも想像の余地を大きく残すことにより、 二次創作の舞台として最高の場所になったな、と。

 新作の2つ、蒼炎と聖魔は、発売時期が近いことから、おそらくそれぞれ別の グループが製作を手がけているでしょう。製作を手がける人が違うとなると、 メインストーリーや人間関係といった部分で、これまでとイメージが 違ってくるといった懸念は無くはありません。
 実際、これまででも、聖戦、トラキア→封印→烈火と続いてきた中で、 確実に物語の傾向に変化は見られたと思っています。 ぼくはFE聖戦/トラキアの生みの親である加賀昭三さんのシナリオに ファンとして絶対的な信頼を置いているわけではありませんが、 上に書いたような点でストーリーの総合的な評価としては聖戦が今のところ いちばん好みですね。

 聖戦の系譜の、上に書いたような魅力をはじめ。 封印の剣にみられる、大陸を揺るがす動乱とか 各国の政治的思惑の交錯といった要素と、烈火の剣における、 ドラマチックな展開や主人公の精神的成長、恋愛など人間関係の掘り下げ。
 新作ではそれらを、 うまく調和させていってほしいなあなんて思っていたりします。

 ただ、これはいまだに聖戦の系譜など旧作に惚れこんでいる人の勝手な言い分 でもありまして。FEというゲームの持つポテンシャルは、さらにもっと別の 部分にもあるのかもしれません。
 良い意味で予想を裏切る新作となれば、さらに素晴らしいですね。

14.聖戦リメイク・支援会話予想
 自分の記事「封印風味・ユリア支援会話集」を見て思いました。
 聖戦の系譜がもしリメイクされるなら、支援会話システムも 導入されるかもしれませんね。そうなったとき、 誰がどのぐらいの相手と支援会話を組めるでしょうか。
 ぼくの予想では、こんな感じです。

  • セリス
    オイフェ、リーフ、アレス、シャナン、ユリア、ラナ、ラクチェ、 フィー、パティ、ティニー
  • レスター
    ラナ、パティ(、スカサハ、ファバル、デルムッド)
  • ラナ
    セリス、スカサハ、レスター、ファバル、ユリア(、ラクチェ)
  • スカサハ
    ラクチェ、ラナ(、レスター、デルムッド、ティニー)
  • ラクチェ
    セリス、スカサハ、ヨハン/ヨハルヴァ、シャナン(、ラナ)
  • デルムッド
    ナンナ(、レスター、スカサハ、オイフェ、リーン)
  • オイフェ
    セリス、フィー(、シャナン、デルムッド)
  • ユリア
    セリス、ラナ(、アーサー、セティ)
  • ヨハン/ヨハルヴァ
    ラクチェ(、シャナン、ファバル、コープル)
  • アーサー
    フィー、ティニー(、セティ、ユリア)
  • フィー
    セリス、オイフェ、アーサー、セティ(、アルテナ)
  • シャナン
    セリス、ラクチェ、パティ(、オイフェ、ヨハン/ヨハルヴァ)
  • パティ
    セリス、レスター、ファバル、コープル、シャナン
  • リーフ
    セリス、ナンナ、フィン、アルテナ、ティニー(、アレス)
  • ナンナ
    デルムッド、リーフ、アレス(、フィン)
  • フィン
    リーフ、アルテナ(、ナンナ、ハンニバル)
  • アレス
    セリス、ナンナ、リーン(、リーフ)
  • リーン
    アレス、コープル(、デルムッド、セティ)
  • ティニー
    セリス、アーサー、セティ、リーフ(、スカサハ)
  • ファバル
    ラナ、パティ(、レスター、ヨハン/ヨハルヴァ)
  • セティ
    ティニー、フィー(、アーサー、リーン、ユリア)
  • アルテナ
    リーフ、フィン、ハンニバル(、フィー)
  • コープル
    パティ、リーン、ハンニバル(、ヨハン/ヨハルヴァ)
  • ハンニバル
    アルテナ、コープル(、フィン)
 だいたい1人あたり支援相手候補が4〜5人の構成を目指しました。 セリスは主人公なので多めになりましたが。
 選び方としては、SFCゲーム版で会話イベントがある人と、 兄妹など特別な関係がある人をまずチョイスしました。
 その後はぼくの直感で、何らかのつながりがありそうな人、 この組み合わせなら面白い会話ができるかもと思う人を選んでいます (この部分は、カッコでくくってあります)。
 コープル×パティの支援会話C「きみだって子供じゃないか」とか、 レスター×パティの支援会話A「好きなんだよ、お前のことが!」とか、 従来の会話もちゃんと当てはめることができ、なおかつ、 新しい会話の導入でリメイクによるパワーアップも望めます。

 これを前提に、ぼくならば…、次のような支援を組みます。
  • セリス…ユリアA、オイフェB
  • レスター…パティA、ラナB
  • ラナ…ファバルA、レスターB
  • スカサハ…オイフェB、デルムッドB、ラクチェC
  • ラクチェ…シャナンA、スカサハC、ヨハン/ヨハルヴァC
  • デルムッド…リーンB、スカサハB、ナンナC
  • オイフェ…セリスB、スカサハB、シャナンC
  • ユリア…セリスA
  • ヨハン/ヨハルヴァ…ラクチェC、シャナンC、コープルC
  • アーサー…フィーA、ティニーB
  • フィー…アーサーA、セティB
  • シャナン…ラクチェA、オイフェC、ヨハン/ヨハルヴァC
  • パティ…レスターA、ファバルB
  • リーフ…ナンナA、アルテナC、フィンC
  • ナンナ…リーフA、デルムッドC、フィンC
  • フィン…リーフC、ナンナC、ハンニバルC
  • アレス…リーンA
  • リーン…アレスA、デルムッドB
  • ティニー…セティA、アーサーB
  • ファバル…ラナA、パティB
  • セティ…ティニーA、フィーB
  • アルテナ…リーフC
  • コープル…ハンニバルA、ヨハン/ヨハルヴァC
  • ハンニバル…コープルA、フィンC
 支援効果で命中率などが上がると、ゲームはかなり簡単になりますので バランスの練り直しは必要になるでしょう。

 支援の扱いで難しいのは、エンディングとの結び付け方ですか。
 男女で支援Aが、従来の恋人関係と同じであり、その段階でエンディングまで行けば 結婚すると考えて良いでしょう。

 セリスとユリアの組み合わせは、支援Bまでは簡単に(短いターンで) 組めるけれど、支援Aに到達するまでは数百ターンかかって成立が難しい といった仕組みがあれば面白いと思います。
 セリユリ支援B以下の場合は、従来のエンディングと同じで。
 支援Aの場合は……さて、どうでしょうね。考えてみてください。

15.ミュージック・オブ・エムブレム
 今日はファイアーエムブレムの音楽について、ちょっとだけ語ります。
 ぼくはもともと音楽好きで、学校では合唱部所属だった人間です。 ゲーム音楽も大好きで、ドラクエの明るいメロディ、 FFの透明な旋律、ウィザードリィの重厚なクラシック、 女神転生の宗教的メタル、などなどがお気に入りです。
 FEの音楽はこれらに比べて飛びぬけた個性とクオリティを 持っているとは思っていませんが、統一された雰囲気はあり、 独特の世界観の構築に一役買っていると思います。 音楽の傾向、イメージを一言で表すなら、 「雄大なファンタジーと人間の思い」というところでしょうか。

 ファイアーエムブレムシリーズ全体を代表する音楽といえば、 もちろんオープニングテーマ。 「ファイアーエムブレム、手ごわいシミュレーション」 という歌のついたCMでも有名なこの音楽は、戦士たちの勇敢さ、 世界のスケールの大きさ、そして仲間とともにする旅路の楽しさが感じられる 名曲だと言えるでしょう。
 ぼくがもう一つお気に入りなのが、「風の戦士フォルセティ」。 場面としては、エンディングでレヴィンがセリスに別れを告げる ところで流れます。「私は風、暖かな光を導く風」。
 オープニングがFE全体の代表であるのに対し、 この曲で流れるあたたかなメロディは、聖戦の系譜の 代表テーマだと思っています。実際、このメロディが形を変えて 使われている曲が、他にも複数あったと思いますよ。
 一人一人の人が想いを抱え、命をかけて世界をを作る中を、 歴史という名の大河がゆっくりと流れていく。 ユグドラルという世界、聖戦の系譜の物語の素晴らしさを 象徴する名曲であると思いました。

16.プラトニック・ユリア
 FE二次創作をやっていると、それぞれの人ごとの思い入れが加わって キャラクターの性格が時に微妙に、時にかなり変化することがあります。
 ぼくの場合は、原作と二次創作の違い、どんな感じなのかな…と 思って、ちょっと見比べてみました。
 セリスのほうは、原作ではあらゆる方面に人当たりが良い感じなのが、 ぼくの二次創作ではやや人間関係がクローズ気味なのが違いかも。 それは、彼の心が「ユリア一筋」なことと密接な関係があり、 セリユリ中心ページとしてはやむをえないところかも、と思います。
 ユリアのほうは、原作に比べてぼくのユリアがかなり「理屈っぽい」 ことに気づきました。
 原作では、比較的無口で、会話を途中で止めることも多く、 あまり物言いは強くありません。それに比べ、ぼくのユリアは 「わたしは〜〜と思います」という意見を、前提や理由から説き起こして しっかりはっきり述べることが多いです。
 その理由は、4つほど考えられます。
 ぼく自身がそういう性格であるのと、ユリアが頭脳明晰というイメージから きているのと、セリユリで扱う問題が大きいために多くのことを考える必要が あるのでその思考をユリアの口を通じて出しているのと、 そして、セリスとユリアにとって詳細なコミュニケーションが非常に重要で あるというぼくの考え方とに則っているのと。
 原作でのユリアの台詞、「セリス様ったら…でも、ありがとう…」とか、 「わたし…恐いのです…」などは、ぼくの最近の小説では あまり出てこない(ぼくがイメージしない)感じがします。 何というか、現代にいたら辣腕秘書として、 ばりばり仕事をこなすイメージでしょうか。 それでいて、ふんわり柔らかな外見と雰囲気。
 今後は…そうですね。
 セリスに関しては今のまま。ユリアは、理屈っぽさを一部セリスに移動して、 より柔和さと、「セリス様ったら…」と言いそうな、ある意味「隙がある」 人物像に変化させていこうかなという気分があったりします。


(続き)
 そのことをもうちょっと考えてみました。
 ぼくの小説で、ユリアの言葉の中に、ちょっと違和感を感じるところがあるんです。

 ぼくの作品「バカ殿セリス様・華麗なる日々」7章より抜粋、ユリアの言葉。
 「セリス様。誰もが戦いに強くなくてもよいのです。 戦うだけが、役に立つ方法ではありません。パティ様のようにお金を稼いだり、 リーン様のように、踊りで役に立ったり。戦略や作戦を立てたり指揮したり、 輸送や補給…、さまざまです。これからは、 …戦いは仲間に任せて、セリス様はもっと安全なことを…。」

 最近の「陶酔の誓い」より抜粋、ユリアの思考。
 (わたしは、セリス様を好きであり、セリス様のおそばにずっといたいと 願っております。ですがそれは、尊敬や親しみを持つ兄に対する、 自然な感情なのではないでしょうか。兄に対し恋愛をすることは 禁忌と言われますが、だとするならば、 いまのわたしの気持ちが兄をひとりの男性として恋い慕っているとすることは 不自然であり、むしろ兄への親愛であると考えたほうが自然なのではないでしょうか。 実際、それを否定する根拠は特にないのです。)

 どちらも、硬い言葉を多く使って、筋道立てて構成された文章が 使われています。こういった言葉遣いや思考をするユリアは、 頭脳明晰で冷静沈着、理知的な印象を与えるでしょう。 ぼくは、ユリアは頭が良いと思っていますので、その点ではよいのですが。 ただ、ゲーム本編の会話を見ると、ユリアの台詞に、こういった難しい (とまでは言いませんが、おかたい)言葉が登場することは、ほとんど無いのです。 その点で、ちょっと違和感がありますね。 上に書いたような文章は、どちらかというとレヴィン=フォルセティあたりに 喋らせたほうが(口調は別として)ぴったりはまるでしょう。

 では、どうすればもっと「ユリアらしく」なるのか。
 逆に言えば、ゲーム上ではかたい言葉を使わないユリアに対し、 ぼくが感じた「頭の良さ」とは、どういったことなのか。
 そこで、あることに気がつきました。

 ぼくが高校時代、倫理社会を担当した教師から聞いたことがあります。
 「古代の哲学者であるプラトンは、非常に頭の良い、優秀な人物である。 なぜなら彼は、難しい概念を、やさしい言葉で分かりやすく表現することが できるからだ。
 世の中には、難解な言葉や言い回しで、一般の人には理解できないような 文章を書いて悦に入っているような学者がいるが、彼らが立派だと 誤解してはいけない。真に優秀な学者とは、難しいことを分析し、噛み砕いて、 その本質のみを取り出し、誰にでも理解できるシンプルな言葉で 表現できる者のことをいう。」

 プラトンの哲学、例えば「無知の知」という概念が有名でしょうか。
 「プラトン、あなたほど物事をよく知っている人はいない」と誰かから言われ、 「自分はこの世のことをほとんど何も知らないのに、なぜこう言われるのか」 とプラトンは悩み。その末に、「他の人は、自分が物事を知らない、という自覚がない。 自分が他の人より何かを知っているとするならば、それは唯一、 『自分が物事を知らないということ』を知っている、という点においてだ」 と悟るといった内容だったかと思います。
 何ということはない概念かもしれませんが、これを見てぼくは確かに 「プラトンは難しいことを平易な言葉で説明してるなー」と感じたのでした。

 で。
 (ゲーム原作の)ユリアが、ちょうど、そういう人だということ。 ぼくはそこに、気がついたのですよ。
 ユリア最大の名台詞だとぼくが思っているのが、
 「わたしは戦う。逃げたりはしないわ」
 というもの。ここにこめられた深い意味は、ぼくが何度も語ってきたところです。 具体的には、このサイトの「ユリアは強いな」という記事をご覧いただければ。
 でもこの言葉自体は、すごくシンプルな、分かりやすい言葉ですよね。 ユグドラルの最終決戦の場だけでしか現れない言葉では決してなく、 現代の誰かの日常生活(スポーツとか)で出てきてもおかしくないぐらいの、 ごく簡単な言葉です。

 そういう、簡単な言葉に深い意味を持たせて言うことができるのが、 ユリアという人。そういう意味で、プラトンと似た性質の 「頭の良さ」を持った人なのかな、と感じました。
 逆に言うと、あらゆることを深く考え抜いた末に、世界を左右する重大な決断を、 「さらりと」告げることができるのが、ユリア、ということになります。 少なくとも、今のぼくのイメージでは。
 これからは、こういうユリアを目指して描いていきたいです。

 …さて。困りました。
 ということは、(ぼくの)ユリアをユリアらしく描写するためには、 難しい事柄、考えに考え抜いたことを、簡単な言葉で表現しなくてはなりません。
 つまり、小説なら小説を書く人(ぼく)に、プラトン的な頭の良さが 要求される、ということになります。
 …んー、無理ですねー。どうしましょう(笑)。
 まあ、じっくり考えて、理想のユリアに少しでも近づけていくことにします。


 そういえば、「プラトン的な」を英語に直訳すると、"platonic"です。
 ユリアにはプラトニックが似合うのでしょうか。 ちょっと、切ないですね。




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